今日のスピーチ
3月16日「鈴木梅太郎がビタミンB1の抽出に成功した日」
3月16日は、日本の農芸化学者である鈴木梅太郎がビタミンB1の抽出に成功した日です。ドイツに留学していた鈴木梅太郎は、糠のアルコールエキスから有効成分を濃縮して樹脂状の塊としました。彼は、この有効成分が抗脚気因子にとどまらず、ヒトと動物の生存に不可欠な未知の栄養素であることを強調して、後のビタミンの概念を提示しました。
ビタミンについては、食べ物や飲み物などがどれだけ健康によいかの話でよく出てきます。あの野菜は、ビタミン○○が豊富だととか、あの栄養剤でビタミン○○が摂取できるなどという説明をよく目にします。
ビタミンは、微量だけど生命活動に不可欠な有機物で、その動物の体内では合成されず食物から摂取しなければならないものです。こうした話を聞くと、生き物は単体では生きていけないのだなと思います。
鈴木梅太郎と言えば、発見はしたけれども世界的な注目を浴びなかったという話があります。彼の論文はドイツ語に訳されてドイツの速報誌に抄録されましたが、新しい栄養素であるとの主張が翻訳されておらず注目されなかったそうです。また、彼は医者ではなかったために、成果が日本でもなかなか脚気の治療に使われなかったそうです。
重要な発見をしたり、貴重なものを作っても世間に受け入れられないことがあります。タイミングであったり、知名度であったり、そうしたものがなくて世に出ないこともあります。
そこで諦めるのか、普及のために頑張るのかは、その人次第だと思います。諦めずに続ける道を選びたいものです。
3月16日の「スピーチ作成」&「情報表示」