今日のスピーチ
2月28日「世界初の合成繊維ナイロンが開発された日」
2月28日は、アメリカ・デュポン社の化学者ウォーレス・カロザースが、合成繊維ナイロンを開発した日です。1936年のこの日、カロザースは世界で初めて高分子からなる化学繊維を作りました。
デュポン社は3年後の1939年に、ナイロン繊維の工業生産を開始しました。当初は歯ブラシのいわゆる「毛」の部分などに使っていましたが、女性のストッキングに着目してナイロン製のストッキングを作り、大ヒットしました。ナイロンストッキング発売当時のキャッチフレーズは「石炭と水と空気から作られ、鋼鉄よりも強く、クモの糸より細い」というものでした。
私は男性なので、ナイロン製のストッキングは利用していません。しかし、ナイロン製の傘やウィンドブレーカーなどは利用しています。それまでは綿や絹など、植物や動物を利用して繊維は作られていました。それらが工場で合成できるようになったのは非常に大きな進歩です。
軽く細い繊維を作れるナイロンは、世の中を大きく変えたと思います。
ナイロンは登場当初、その強度が盲信されていました。また軽く、凍りつかないことから、1950年代から1970年代ころまで、クライミングロープとしても多く利用されていました。しかし、鋭い岩肌で突然あっけなく切れる事故が何度も発生したために安全基準が作られました。
どんなに便利なものでも、用途を間違えば危険にさらされます。盲信するのではなく、特性をよく知る必要があります。
新しい技術や道具を手に入れたときは、何にでも適用したくなるものです。きちんと対象を見極めて、上手く付き合っていきたいものです。
2月28日の「スピーチ作成」&「情報表示」