6月22日「ボウリングの日」
6月22日は「ボウリングの日」です。1861年6月22日、幕末の長崎に、日本初のボウリング場「インターナショナル・ボウリングサロン」が開設されたことに、ちなんでいます。
ボウリングは、大学時代が1番やりました。大学のサークルで行くことが、多かったからです。
ボウリングは、初心者でも点数が低いなりに遊べて、下手だからといって他人に迷惑をかけないスポーツです。そのため、みんなで遊ぶのには、ちょうどよいレクレーションだと思います。
ボウリングの歴史には意外な人物が出てきます。中世ドイツの宗教革命家として知られるマルティン・ルターです。彼は、倒すピンを9本にして、並べ方もひし形にして、ボウリングの基本的なルールを統一しました。これが近代ボウリングのルールの原型になったと考えられています。9本という決められた数のピンを倒す行為から、やがて「ナインピンズ・ボウリング」(九柱戯)というスポーツが派生し、宗教家の間で人気のあるスポーツとして栄えました。こうしたボウリングは、木柱を邪悪なものとみなし、石を転がして退治する宗教的な儀式から発展していったそうです。
元々違う目的だったものが、遊びやスポーツに変わっていく現象は、時折見られます。人間は、様々な行為から、遊びを発見していく動物なのでしょう。
日々の仕事の中にも、楽しい遊びになるものが隠されているはずです。そうした視点で仕事をすると、いつもとは少し違う気分になれるのではないかと思います。
スピーチ作例
6月22日1
文字数:633文字
想定時間:2分6秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。