9月30日「クレーンの日」
9月30日は「クレーンの日」です。1972年のこの日、「クレーン等安全規則」が公布されたことを記念して、日本クレーン協会とボイラ・クレーン協会が1980年に制定しました。
クレーンはビルを建てている工事現場で、よく見かけます。
物凄く長いポールの先にクレーンがあり、よく倒れないなと、感心することが多いです。
クレーンの歴史は古く、紀元前450年頃のギリシアであると言われています。
日本においては867年頃、東大寺大仏修復作業において「雲梯(うんてい)之機」なるクレーンを使用したことが、「日本三代実録」に記載されています。
雲梯とは、古代中国の攻城用の折りたたみ式の梯子(はしご)車のことです。その梯子の先に滑車を付け、綱をかけて、轆轤(ろくろ)で綱を手繰り寄せる。そうした仕組みで、大地震で落下した大仏の頭を、引っ張り上げたそうです。
仕組み自体は昔からあり、それが機械化されることで能力アップが図られたものは多いです。そうした改良された装置を作るには、人類のこれまでの活動を、よく知っている必要があります。
新しい物は、古い物の改良で生まれる。私たちは、古い物の知識を、きちんと学んでいく必要があると思います。
スピーチ作例
9月30日1
文字数:522文字
想定時間:1分44秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。