7月7日「七夕」
7月7日は、五節句の一つ「七夕」です。五節句は、1月7日の七草の節句、3月3日の桃の節句、5月5日の菖蒲の節句、7月7日の七夕、9月9日の菊の節句です。
七夕は、小学校でも短冊に願いを書いたりして、身近なものでした。また、七夕のアニメも学校で見た記憶があります。商店街でも竹を飾っていました。
七夕は、子供が触れるイベントとしては、かなり身近なものだと思います。
七夕では全国的に、短冊に願い事を書き、葉竹に飾ることが行われています。短冊などを笹に飾る風習は、夏越の大祓に設置される茅の輪の両脇の笹竹にちなみ、江戸時代から始まったもので、日本以外では見られません。
日本では、元々、サトイモの葉の露で墨をすると習字が上達すると言われ、7枚の梶(カジ)の葉に歌を書いてたむける風習がありました。藤原俊成の歌には「たなばたの とわたるふねの 梶の葉に いくあきかきつ 露のたまづさ」とあります。
時代が下り、江戸時代になり、庶民に七夕が広まった際に、五行説にちなんだ五色の短冊に、願いを書いて飾るようになりました。
願いは言葉にすることで実現するとも言われます。頭の中で考えるだけでなく、明確な目標にするからでしょう。
よく、一年の計は元旦にありと言いますが、七夕の短冊など、折に触れて、願いを言葉にするのも大切だと思います。
スピーチ作例
7月7日1
文字数:574文字
想定時間:1分54秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。