11月2日「習字の日」
11月2日は「習字の日」です。「いい(11)もじ(2)」の語呂合わせの意味と、文化祭などの多い11月の文化月間に合わせて、公益財団法人日本習字教育財団が制定しました。
習字は、きちんと習ったことがないので、きれいな文字は書けません。普通なら、ただ書けないで済むのですが、母親に「字が汚い」と、ことあるごとに言われるので、大変です。
母方の祖母が、華道や茶道など、いろいろな芸事の先生をしていた関係で、母は字が上手いです。自分は、息子に教えなかったくせにと、ちょっと思ってしまいます。
習字は学校教育においても学ばれます。小学校では「書き写す」と書く「書写」、中学や高校では書道となっています。前者は国語教育で、後者は芸術の扱いになっています。
第二次世界大戦後、柔道・剣道・華道など「道」の付くものは、国粋主義の象徴であると排除されました。しかし、1951年に書道禁止が解除され、1971年に「書写」は小学校での必修科目となりました。
「道」の付くものは、国粋主義の象徴というのは、現代の感覚から言うと不思議です。しかし、当時は大真面目だったのでしょう。それほど、日本の上層部の行動が、非論理的で不可解だったのだと思います。
「道」の付くものは、突き詰めていくと、合理的なところに落ち着きます。非合理であるのならば、それは道を外れているのだと思います。
スピーチ作例
11月2日1
文字数:588文字
想定時間:1分57秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。