3月25日「電気記念日」
3月25日は「電気記念日」です。1878年のこの日に、東京・銀座木挽町に開設された中央電信局の開局祝賀会が、虎ノ門の工部大学校で開かれました。そして、その式場で50個のアーク灯が点灯されました。このことを記念して、日本電気協会が1927年9月にこの記念日を制定しました。
明かりについては古い時代から徐々に置き換わってきました。焚き火などから始まり、蝋燭やガス灯、そして電気に移り、アーク灯から始まり、白熱電球や蛍光灯に変わり、今ではLEDになっています。明るくなるだけでなく、徐々に便利になり、少ないエネルギーで利用できるようになってきました。
そして今では夜でも本を読んだり、動画を見たり、ゲームで遊んだりしています。人類の活動時間は長くなってきましたが、おかげで毎日寝不足になっています。
電気を利用した初期の明かりであるアーク灯は、非常に光が強く、屋内照明には不向きでした。そのため、別の原理で発光する白熱電球が注目されるようになりました。その後、蛍光灯が出てきます。こちらも異なる仕組みで発光しています。この蛍光灯は日本では非常に普及しているため、次の照明であるLEDへの置き換えに時間がかかっています。LEDも、それ以前の照明とは発光の仕組みが異なります。
照明一つとっても、時代の移り変わりの中で、どんどん新しい技術や商品が出てきて変わり続けています。これからの時代も、同じものがずっと残り続けるとは限らないでしょう。
しかし、照明が必要という需要はずっとあります。こうした物事の本質を認識して、どの技術を使うかを考えれば、時代の変化に対応できると思います。物事を見るときに、こうした本質をとらえられるようになりたいと思います。
スピーチ作例
3月25日1
文字数:732文字
想定時間:2分26秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。