9月12日「宇宙の日」
9月12日は「宇宙の日」です。1992年が国際宇宙年だったことを記念して、科学技術庁や文部省の宇宙科学研究所などからなる「日本国際宇宙年協議会」が、日本にとってふさわしい宇宙の日を公募しました。そして、「毛利衛(まもる)がスペースシャトルで宇宙へ飛び立った日」が選ばれました。
スペースシャトルは、子供の頃には、凄い先進的な技術に見えていました。しかし、引退する頃には、その欠陥も多く世の中に紹介されるようになりました。
そうした情報を見て、「新しい分野でスタンダードとなる技術を作るのは、難しいことなのだな」と思いました。
毛利衛は、1992年9月12日から9月20日まで、スペースシャトルエンデバーに搭乗しました。そして、秋山豊寛(とよひろ)に次ぐ、二人目の日本人宇宙飛行士となりました。
彼は帰還直後、テレビカメラの前で「宇宙からは国境線は見えなかった」とコメントしました。
宇宙という大きな舞台の中では、地球は本当にちっぽけな場所です。そうした所に線を引き、争っているのは、非常に残念なことです。
国と国の衝突というトラブルを除き、多くの人が安心して暮らせるようになる。そうした未来になれば、よいなと思います。
スピーチ作例
9月12日1
文字数:521文字
想定時間:1分44秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。