11月9日「119番の日」
11月9日は「119番の日」です。消防の緊急通報用電話番号が119番であることから、消防庁が1987年に制定しました。
また、この日から11月15日までの1週間は、秋の全国火災予防運動が行われます。
私は幸いなことに、まだ消防車を呼ぶ場面には出くわしていません。
冷静に電話を掛けたいとは思いますが、そうした場面ではきっと焦り、上手く住所を伝えられなかったりするのだと思います。
日本では、1917年(大正6年)に、電話による火災報知が制度化されました。当時は交換手に「火事」と言えば、そのまま消防につながりました。
1926年(大正15年)に、ダイヤル式が導入され、112番が緊急通報用に定められました。当時一般的だったダイヤル式の電話では、一番早くダイヤルできるのが「1」でその次が「2」だったためです。
しかし、かけ間違いが多発したため、翌年に、地域番号として使われていなかった「9」を使用して、119番に改められました。
ダイヤルの掛け間違えと同様に、ボタンやキーの押し間違えは、起きるものだと思います。危険なショートカットが、よく使うショートカットの隣にあると、大惨事になります。
こうした時、ミスを防ぐために、素早くシステムの方を改めることは重要だと思います。緊急通報用電話番号のように、間違えを適切に改めたいものです。
スピーチ作例
11月9日1
文字数:580文字
想定時間:1分56秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。