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種実類は、堅果、核果、種子の3つに大きく分けられます。
堅果は外側が非常に硬くなっているものの果実に属し、クリやヘーゼルナッツなどが含まれます。
核果は一般的な果実として想起されるものの1つで、果実の中心に一つの大きな核があるものです。アーモンドやクルミ、ペカンなどがこれに属します。
種子に属するものには、カシューナッツやブラジルナッツがあります。
厳密にはナッツに属さない豆類にも、ピーナッツなどいくつかナッツとして扱わるものがあります。
種実類には、炭水化物を多く含むものと脂肪を多く含むものの2種類が大きく分けて存在します。炭水化物を多く含むものとしてはクリなどがあり、脂肪を多く含むものとしてはアーモンド、ピスタチオ、クルミなどがあります。
一般的にナッツとして販売されているものは後者となります。
縄文時代の遺跡である福井県の鳥浜貝塚では、クリやヒシなどのナッツ類が、予想消費量をはるかに越えて出土しています。
代表的な種実類には、アーモンド、カシューナッツ、ペカン(ピーカン)、マカダミアナッツ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、ココナッツ、松の実、ヒマワリの種、カボチャの種、スイカの種、シイ、クルミ、クリ、銀杏、ゴマ、ブラジルナッツなどがあります。
種実ではないが関連して販売されるものには、ハスの実、ジャイアントコーン、ソラマメ、ピーナッツ(落花生)、エンドウマメ、大豆、クコの実、レーズン、フライビンズ、ドライプルーン、サンザシなどがあります。
ナッツに対してアレルギーを持つ者は少なくありません。また、しばしば重篤な症状を起こします。
ナッツアレルギーを持つ者は、驚くほど少量のナッツ成分を摂取しただけで、重篤なアナフィラキシーショックを発症することがあります。