2月17日「ガチャの日」
2月17日は「ガチャの日」です。この記念日は、株式会社ペニイが、自社の創立記念日に合わせて制定しました。株式会社ペニイは、タカラトミーグループの株式会社タカラトミーアーツの子会社で、日本で初めてカプセル玩具の「ガチャ」を導入しました。
カプセルにおもちゃなどが入っていて、お金を入れてそのカプセルを手に入れるガチャは、子供の頃に流行って何度か利用した経験があります。無限にお小遣いがあるわけではなく、狙ったものが得られるわけではないので、あまり利用はしませんでした。
このガチャは、今でも各所で遊べるだけでなく、ランダムで何かを得るという意味の言葉として定着しています。スマホゲームのガチャだけでなく、親ガチャなどの社会的な言葉としても登場します。
ガチャというシステムは、ランダムで当たりや外れを引く概念として、おみくじなどよりも現代人の心に残っているのだと思います。
ガチャ――カプセルトイ自体は、日本で発明されたものではありません。カプセル自動販売機自体はアメリカで考案されたものです。球体ガムの小型自動販売機がその始まりとされ、やがて球体ガム以外に球体カプセルに小さな玩具を入れた販売も始まり、アメリカで流行しました。日本には1965年にアメリカから輸入され、1970年代に全国各地に広まりました。
日本では球体ガムが入ったガムボールマシーンは見ないなと思いましたが、子供の頃に駄菓子屋で、紙製の箱でボタンを押すと球体ガムが出てくる駄菓子はありました。
お金を入れてランダムで引くという概念は、おみくじや福袋でもおなじみですが、人間は大好きなようです。そうしたものを上手く形にしたガチャが流行るのも分かる気がします。こうした普遍的なものを上手く見つけていきたいものです。
スピーチ作例
2月17日1
文字数:751文字
想定時間:2分30秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。