2月8日「にわとりの日」
2月8日は「にわとりの日」です。数字の2をニと読み、8をワと読んだ語呂合わせです。ニワトリは、キジ科に属する鳥で、世界中で飼育されています。主に肉と卵が利用されていて、養鶏という一つの産業になっています。
ニワトリの肉や卵を使った料理は、毎日のように食べています。また、卵を利用したパンやケーキといった食品を含めると、かなりの食事をニワトリに頼っています。
ニワトリを使った料理で最もインパクトがあると思うのは親子丼です。肉と卵で親子を食べる。よくよく考えると、すごいネーミングです。
親子丼は非常に美味しいのですが、よいのだろうかという背徳感もあります。ニワトリという家畜は、肉から卵まで余すところなく利用されるぐらいに、人間の生活に密着しているのでしょう。
ニワトリは、中国大陸北部において家禽化されたとされています。そうしたこともあり、故事成語にもニワトリはよく登場します。
大きなグループで人の後ろになるより、小さなグループでリーダーになった方がよいという意味の「鶏口となるも牛後となるなかれ」。大した役には立たないが捨てるには惜しいという意味の「鶏肋(けいろく)」。取るに足りないことを大袈裟な方法で処理する必要はないという意味の「鶏を割くにいずくんぞ牛刀を用いん」。他にもいろいろとあります。
これらの言葉の中では「鶏口牛後」が印象的です。何も所属するグループを変える必要はありません。たとえば大きな会社に所属していても、小さなプロジェクトに関わるなどでもよいです。自分らしさを発揮できる場所を見つければよいわけですから。
ニワトリのように生活に密着したものは、物事のたとえにもよく利用されます。そうした言葉から、自分の仕事や生活を振り返るのも、たまにはよいと思います。
スピーチ作例
2月8日1
文字数:754文字
想定時間:2分30秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。