11月20日「世界こどもの日」
11月20日は「世界こどもの日」です。1954年に国際連合(国連)が、子どもたちの相互理解と福祉を増進させることを目的として制定した記念日で、国際デーのひとつです。
国連総会はこの1954年に、全ての加盟国に対して「世界の子供の日」を制定することを勧告しました。具体的な日付は、各国政府の判断にゆだねられましたが、一般的には、国際連合で「児童の権利に関する宣言」(1959年)と「児童の権利に関する条約」(1989年)が採択された、11月20日となっています。
私だけでなく、誰もが子供時代がありました。そして、歴史的に、子供が置かれている立場は、徐々に改善されています。
私の子供時代、児童労働に従事することはありませんでした。一昔前なら、多くの子供が、教育の代わりに労働をしていたわけです。
世界の子供についての統計によると、世界全体の15歳未満の子どもの割合は26%だそうですが、日本では12.5%となっています。この数字は、先進地域の中で最も低く、アメリカ合の19%、フランスの18.5%に比べて、大きく水をあけられています。
そうした少子化の一方、世界では年間560万人が、5歳の誕生日を迎えられずに亡くなっています。毎日1万5,000人、5.6秒に1人の5歳未満児が、命を落としています。
子供を社会全体で育てていくことは、その社会を維持するために不可欠なことです。
自分たちの子供時代と比べて、よりよい子供時代を次世代の人たちに送って欲しい。そうした社会を実現できれよいと思います。
スピーチ作例
11月20日1
文字数:661文字
想定時間:2分12秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。