1月4日「世界点字デー」
1月4日は「世界点字デー」です。この記念日は、2000年に開催された世界盲人連合総会にて議題に登り採択されました。この日は、世界初の点字を完成させたフランスのルイ・ブライユが生まれた日です。
1809年に生まれたルイ・ブライユは、3歳のときに事故で左目を失い、5歳のときに病気で右目を失いました。しかし、家族や周囲の協力もあり教育を受けることができ、のちに盲学校の教師になりました。
点字については昔、視覚障害者用の器具の展示会に行ったことがあります。点字を作る道具だけでなく、目にレーザーで直接映像を送ったり、他の感覚で視覚を代替したりといった、視覚が弱い人の能力を補うさまざまな器具が展示されていました。また、特定の障害の人が見えやすいコントラストで作った本もありました。
そうした品々を見て、視覚に障害があるといってもさまざまな状態があることを知りました。視覚障害という言葉を聞いて、何となく知っている気になっていたのですが、一括りにはできず、自分の知識の狭さを感じました。
点字を発明したルイ・ブライユは、15歳で点字を発明して、その後改良を続けたそうです。そのため、点字が完成したのがいつかを特定することはできず、誕生日を記念日としたそうです。
知識も発明も、ここで終わりということはなく、どこまでも深めたり改良したりしていくことができるのだと思います。
自分の現状に満足せず、仕事に取り組んでいきたいと思います。
スピーチ作例
1月4日1
文字数:624文字
想定時間:2分4秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。