10月10日「銭湯の日」
10月10日は「銭湯の日」です。1010で「千十(せんとお)」と読む語呂合せに由来しています。
東京都江東区の公衆浴場商業協同組合が、1991年に実施したのが始まりで、その後日本全国に広まりました。
社会人最初の数年住んでいた部屋には、お風呂がありませんでした。そのため、毎日銭湯に通っていました。24時間開いている銭湯で便利だったのですが、背中の入れ墨率が高いのがネックでした。
一度、入れ墨の人たちがずらりと並び、若様らしき人が入ってきた時があり、「長居したくないなあ」と思いました。
銭湯と言えば、黄色いプラスチック製の湯桶「ケロリン桶」です。この桶は、内外薬品株式会社の鎮痛薬ケロリンの広告です。
1963年、睦和商事の当時営業担当だった山浦社長が、温泉の風呂桶を見て、風呂桶に広告を付けるアイデアを考案し、ケロリンの販拡を狙っていた内外薬品と独占契約を結んで、製造を開始しました。
人がよく利用したり、見たりするものに広告を付けるというアイデアは、今でもよく行われます。インターネットのWebサイトにも、大量の広告が貼り付けられています。
いつの時代も、自社製品を知ってもらおうとして、様々な会社が悪戦苦闘している。消費者と生産者を結びつけるサービスは、これからも衰えることはないのかもしれません。
スピーチ作例
10月10日1
文字数:567文字
想定時間:1分53秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。