その他の情報
全国建設労働組合総連合は、1960年11月に、住宅建設に従事する建設労働者、職人の各県組織を全国的に統合し結成された、日本最大の建設労働組合です。
日本の建設労働者、職人の賃金引上げのための協定賃金運動、日雇健康保険法、珪肺法の制定、国民健康保険法の改善など、社会保障闘争の先頭に立っています。
1878年に建築士の資格を取得したガウディは、パリ万国博覧会に出展するクメーリャ手袋店のためにショーケースをデザインしました。
この作品を通じてガウディの才能を見初めたのが、繊維会社を経営する富豪エウセビオ・グエル(エウゼビ・グエイ)でした。彼は、その後40年あまりの間パトロンとしてガウディを支援し、グエル邸、コロニア・グエル教会地下聖堂、グエル公園などの設計を依頼しました。
ガウディは、コロニア・グエル教会地下聖堂の設計で、紐と重りで「逆さ吊り模型」という実験装置を作りました。網状の糸に重りを数個取り付け、その網の描く形態を上下反転したものが、垂直加重に対する自然で丈夫な構造形態だと、ガウディは考えました。
これは力学的に正しく、今日広く使われているカテナリー曲線(懸垂曲線)でした。
2006年、サグラダ・ファミリアの直下に、高速鉄道AVEのトンネルを掘削する計画が持ち上がり、建設側は地元自治体などにトンネル掘削中止を働きかけたが拒否されました。
この一連のやり取りの中で、サグラダ・ファミリアが、行政に届け出を出していない工事であることが明らかになり話題を呼びました。つまり、サグラダ・ファミリアは違法建築でした。
しかし、調整が行われ、サグラダ・ファミリア特別法を制定し合法化した上で、徹底した地盤強化対策を行って掘削工事が行われました。