6月25日「住宅デー」
6月25日は「住宅デー」です。1978年に、全国建設労働組合総連合が、スペインの建築家アントニ・ガウディの誕生日を記念して、制定しました。1878年に建築士の資格を取得したガウディは、パリ万国博覧会に出展するクメーリャ手袋店のためにショーケースをデザインしました。この作品を通じてガウディの才能を見初めたのが、繊維会社を経営する富豪エウセビオ・グエルでした。彼は、その後40年あまりの間パトロンとしてガウディを支援し、グエル邸、コロニア・グエル教会地下聖堂、グエル公園などの設計を依頼しました。
住宅については、昔、中古住宅を探して、色々と物件を見て回っていた時期があります。安い物件だと、微妙な位置に建っているものが多かったです。その時に分かったのは、眺望良好と書いてある物件は、だいたい崖っぷちに建っているということでした。
どの物件でも、見方次第で魅力的な部分があるのだと思います。
アントニ・ガウディと言えば、サグラダ・ファミリアです。サグラダ・ファミリアは、完成まで300年かかると予想されていました。しかし、スペインの経済成長や入場料収入、21世紀の技術革新により短縮され、約144年の工期、ガウディ没後100周年目の2026年に、完成するとされています。
技術の進歩によって、当初の計画が早く実現するということは、たまにあります。実現に時間がかかるという理由で手を付けないよりも、必要だから手を付けることが大切な時もあります。
世の中はいろいろな可能性がある。その中から、本当にやるべきことを選んで、取り組んでいければと思います。
スピーチ作例
6月25日1
文字数:683文字
想定時間:2分16秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。