8月6日「広島原爆忌」
8月6日は「広島原爆忌」です。1945年8月6日に、米軍のB-29爆撃機「エノラ・ゲイ」により、原子爆弾「リトルボーイ」が広島に投下されました。この原爆投下により、一瞬のうちに14万人が死亡して、市街は壊滅しました。
広島の話というと、個人的には「はだしのゲン」の記憶が強いです。子供の頃に図書館にあって読んだのですが、トラウマレベルで記憶に残っています。
ああいった子供が入りやすい本が図書館に置いてあるのは、よいことだと思います。
広島の「原爆ドーム」は、ユネスコの世界遺産に登録されています。衝撃波を受けた方向がほぼ真上で、窓が多かったことにより、爆風が窓から吹き抜け、全壊を免れたそうです。
残ったドーム部分は、連合軍の占領が終わる頃にはすでに、市民から「原爆ドーム」と呼ばれていたそうです。
世界遺産への登録は、全国的な署名運動の結果、1994年に衆議院・参議院両本会議で採択されました。
原爆ドームの登録審議は、1996年の世界遺産委員会会合において行われました。このとき、アメリカ合衆国は、原爆ドームの登録に強く反対しました。
アメリカとしては、自国が落とした爆弾の惨状が、世界遺産になることは許しがたかったのでしょう。それはアメリカの行為が悪行として、世界史に刻まれることになるからです。
誰が正義、悪ではなく、事実を淡々と記録して欲しい。善悪は後の世の人々が決めればよいことです。事実の記録こそが、大切なことだと私は思っています。
スピーチ作例
8月6日1
文字数:638文字
想定時間:2分7秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。