10月22日「パラシュートの日」
10月22日は「パラシュートの日」です。1797年のこの日に、フランスのアンドレ=ジャック・ガルヌランが、高度約2,400メートルから、布製の傘のようなもので飛び降りたことに由来しています。
私は、パラシュートをやってみたいとは思いません。失敗すると即死するようなことは、やりたくないからです。
パラシュートは、見るからに危険そうなので、できるなら使うような事態になりたくないです。
パラシュートという言葉を考えたのは、フランスの発明家ルイ=セバスティアン・ルノルマンです。彼は、木製の枠組みがある4mほどのパラシュートで、落下に成功しました。
ガルヌランは、枠組みのない絹製のパラシュートを発明して、気球から飛び降りて成功しました。
ガルヌランは、ナポレオン戦争の初期にイギリス軍に捕まり、オーストリア軍に引き渡され、ハンガリーで3年間の捕虜生活を送りました。その時に、脱走の目的でパラシュートを構想しました。
幽閉されている場所から、空を飛んで脱出する。そうした物語は多いですが、発明者自身が、そうしたことを考えていたわけです。
いろいろな道具の起源を調べてみると、意外な発明の理由に行き当たるのかもしれません。
スピーチ作例
10月22日1
文字数:521文字
想定時間:1分44秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。