その他の情報
「未確認飛行物体」は本来、航空・軍事用語であり、当局で把握できていない航空機や観測気球、他国からのミサイルなど様々なものを指します。
進路を見失った飛行機、他国の偵察機、さらには仮想敵国の爆撃機やミサイルによる先制攻撃の可能性があり、事故のみならず国家の安全を脅かす危険すらあるためにスクランブル(緊急発進)の対象となります。
ハイネック博士の分類によると、空飛ぶ円盤とその関係のものとの目撃、接触である接近遭遇は、3段階に分かれます。
「第一種接近遭遇」は、空飛ぶ円盤を至近距離から目撃することです。「第二種接近遭遇」は、空飛ぶ円盤が周囲に何かしらの影響を与えることです。「第三種接近遭遇」は、空飛ぶ円盤の搭乗員と接触することです。
また、その他の人の手によって4段階目以降も定義されています。
「第四種接近遭遇」は、空飛ぶ円盤の搭乗員に誘拐されたりインプラントを埋め込まれたり、空飛ぶ円盤の搭乗員を捕獲、拘束することです。「第五種接近遭遇」は、人類と宇宙人とが直接対話・通信を行うことです。
その他、いくつかの人や団体によって6段階目以降も提案されていますが、統一された定義には至っていません。
近代において円盤型の目撃例が増える20世紀後半より以前にも、19世紀末のアメリカでは「謎の飛行船」、第二次世界大戦中の「フー・ファイター」、終戦直後の北欧では「幽霊ロケット」が目撃されました。
1970年代後半に、日本でUFOブームと呼ばれる現象が起きました。その時代に日清食品は、「日清焼そばU.F.O.」と命名した即席焼きそばを発売し、現在まで販売し続けている超ロングセラーとなりました。
この商品は、容器の形を空飛ぶ円盤に見たてるとともに、「UFO」を「うまい(U)、太い(F)、大きい(O)」のイニシャルにかけています。