その他の情報
1962年に登場した600形自動式卓上電話機は、通話性能と経済性の上で、完成された電話機といわれています。この電話機は、1963年から全面的な導入が図られ、1971年からは、ホワイト、グレー、グリーン3色によるカラー化も始められました。
1969年には、プッシュホンが登場します。この時代には、コンピュータと連結できる電話機として、通話以外の機能を持つ新しい電話機プッシュホンが誕生しました。
この電話機には、短縮ダイヤルなど従来の電話機のイメージを変える機能が搭載されました。また、1972年9月からは、従来のグレーに、ホワイト、グリーン、レッドを加えて4色となりました。
1985年には、本電話機が自由化され、自分の好みの電話機を選べるようになり、さまざまな形や機能を持った電話機が登場しました。この時期には、留守番電話機能を備えた電話機が登場しました。
1988年5月には、初のコードレスホンが登場しました。レンタル商品としてのみ提供されたコードレスホンは、1987年10月の電波法改正で自由化されたことから、販売可能になりました。
日本初のコードレスホン「ハウディ・コードレスホンパッセ」の通話可能範囲は、見通し距離で接続装置から半径100メートル程度、フル充電で連続4時間程度通話可能でした。
携帯電話については、1979年に自動車電話開始、1985年にショルダーホン開始、1987年に携帯電話開始、1995年にPHS開始となっています。