11月18日「土木の日」
11月18日は「土木の日」です。土木の2文字を分解すると、十一と十八になること。そして、土木学会の前身である「工学会」の創立が、1879年の11月18日であることから、土木学会、日本土木工業協会などが、1987年にこの日を「土木の日」と制定しました。
土木と聞いて、私が思い付くのはダムです。子供の頃、ダムの外周をぐるりと回るサイクリングコースに、よく家族で行っていました。
当時は池や湖の延長ぐらいにしか考えていなかったのですが、周囲の水道を供給しているその規模を知ると、人間の活動はたいしたものだと思わされます。
「土木の日」を制定した土木学会にの所属会員は、教育・研究機関のほか、建設業、建設コンサルタント、エネルギー関係、鉄道・道路関係、行政機関、地方自治体など多岐にわたっています。
土木工学の研究対象自体が広いです。鉄道、道路、橋梁、トンネル、港湾、空港、河川、ダム、廃棄物処理、上中下水道。また、発電施設、通信施設、環境保全、造成、交通、国土計画などもあります。
そのため、1人の技術者が全てに精通しているわけではなく、その分野を専門とする技術者に分かれて実務を担っています。
人間、一人で全ての仕事に精通することはできません。自分の得意分野を離れれば、知識は人並みになります。
多くの専門家の意見を聞き、力を借りる。独りよがりではなく、そうした協力のもとに、仕事を進めていければと思います。
スピーチ作例
11月18日1
文字数:616文字
想定時間:2分3秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。