4月25日「世界ペンギンの日」
4月25日は「世界ペンギンの日」です。この記念日は、南極大陸に生息するアデリーペンギンの移動が関係しています。このペンギンは、繁殖期を終えて海へ移動する途中、毎年この日頃に、南極のロス海にあるロス島の、アメリカ合衆国のマクマード基地付近に姿を見せます。そのことから同基地の研究者がこの日を祝うようになったのが始まりです。アデリーペンギンは南極周辺で暮らしている、体長60から70cm、体重5kgほどのペンギンです。
ペンギンについては、強く記憶に残っていることがあります。ペンギンがいる居酒屋に昔友人と行ったことがあります。そのときの感想は、けっこう生臭いというものでした。
モフモフしているので、何となくいいにおいという印象があったのですが、よくよく考えてみると海水で濡れているわけで、磯のにおいがするのが当たり前です。
今ではよく知られたペンギンですが、ペンギンの西洋世界での認知は大航海時代に始まります。日本では江戸時代後期に蘭書で知られていましたが、その認知は一部の蘭学者にとどまっていました。一般への認知は明治後期の日本人の南極探検にはじまります。今ではペンギンは、世界各地の動物園や水族館で見ることができます。特に日本では、動物園や水族館での繁殖技術が進んだこともあり、現在世界で飼われているペンギンの1/4が日本にいると言われる程になっています。
そういえば水族館に行くと、必ずと言っていいほど複数の種類のペンギンがいます。特に不思議に思っていませんでしたが、南半球に生息している動物が、何種類もいるのは特殊です。それも、南極近くで暮らしている種がいたりするのは驚異的なことです。
技術が進歩すれば、遠く離れた地域の動物も身近に見ることができます。既成概念にとらわれずに、技術で解決する方法がいろいろあるのだと思います。
スピーチ作例
4月25日1
文字数:778文字
想定時間:2分35秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。