5月21日「リンドバーグ翼の日」
5月21日は「リンドバーグ翼の日」です。1927年のこの日、前日にニューヨークを出発したリンドバーグが、大西洋単独無着陸横断飛行を達成してパリに到着したことを記念して制定されました。大西洋横断飛行については、彼が初めておこなったと誤解されがちですが、単独ではない複数人の飛行や、着水しながらの飛行はすでにおこなわれていました。リンドバーグが成し遂げたのは、単独無着陸での横断飛行でした。彼は33時間30分の飛行を一人でおこない、大西洋を横断しました。この時、彼は25歳でした。
33時間半も集中力を保って飛行を続けたのが、まずすごいと思います。疲労もあるでしょうし途中で寝落ちしてしまいそうです。
ただのゲームでも33時間もぶっ続けてやっていたら意識が飛びます。気力、体力が充実している時だからこそできたのでしょう。
リンドバーグの挑戦ですが、決して順風満帆ではありませんでした。当時、無名だった彼は、他の挑戦者のような大型の機材を用意できませんでした。また信用面から航空会社のオーナーに難色を示され機体調達にも一度失敗しています。最終的に彼が乗り込むスピリットオブセントルイス号は、多量の燃料を携行するために巨大なタンクを積み、操縦席はその後ろになりました。そのため、直接前方を見ることができず潜望鏡を使う必要があり、操縦性能も悪かったそうです。しかしリンドバーグは「むしろ不安定である方が緊張感確保に役立つ」として、悪条件を呑んだと著書で語っています。
たとえ条件が悪くても、ポジティブに考える思考は見習いたいところです。現実的には、万全の態勢を整えることが難しいことも多いですし。
手持ちのカードでできうる限りのことをしたあとは、前向きな気持ちになる。そうした心が、成功には大切なのかもしれません。
スピーチ作例
5月21日1
文字数:763文字
想定時間:2分32秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。