11月5日「津波防災の日」
11月5日は「津波防災の日」です。1854年のこの日に、南海トラフ巨大地震の1つとされる、安政南海地震が発生しました。そのことから、2011年に制定されました。
日本は地震大国です。どこに住んでいても、地震や津波から逃れることは難しいです。
今は、横浜という港町に住んでいますが、震災も津波も影響がある場所なので、不安と言えば不安です。
安政南海地震は、尋常小学校5学年の国定教科書に採用された「稲むらの火(いなむらのひ)」という作品で、広く知られていました。
この作品は、小泉八雲の英語による作品を、中井常蔵が翻訳・再話したものです。
文部省の教材公募に入選し、1937年から10年間、国定国語教科書に掲載されました。この作品は、防災教材として高く評価されています。
「稲むらの火」は、短いのですぐに読めます。内容は、津波に気付いた庄屋の五兵衛が、刈り取ったばかりの稲の束に火をつけ、消火のために高台に集まった村人たちを救ったというものです。
緊急時に、被害を最小限にするために、人を動かすのは大変です。迅速かつ混乱を防ぎながら誘導しなければなりません。この話では機転で切り抜けましたが、日頃からの備えが大切だと思います。
スピーチ作例
11月5日1
文字数:525文字
想定時間:1分45秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。