10月26日「原子力の日」
10月26日は「原子力の日」です。1956年のこの日に、日本が国際原子力機関 (IAEA) に加盟したこと、および1963年のこの日に、茨城県東海村の日本原子力研究所で日本初の原子力発電が行われたことに由来して、1964年に日本政府が制定しました。
福島原発事故以降、原子力発電所は信頼できないものになっています。
技術として信頼できないというよりは、運用している側が、嘘で塗り固めていたためという側面が強いです。
史上初の原子力発電は、第二次世界大戦終結後の1951年、アメリカ合衆国で行われました。この時に発電された量は1kW弱で、200W白熱電球を4つ光らせるのがやっとでした。
その3年後の1954年には、ソビエト連邦で、実用としては世界初の原子力発電所が稼働を始め、さらに最初の原子力潜水艦が進水しました。
原子力の利用は、短時間で大きく進んでいます。人類がかつて持ったことのない力が、急速に発展している様子がよく分かります。
力は制御できてこそ役に立ちます。制御できない力は、自分を滅ぼす原因になります。それは原子力だけでなく、権力や金の力もそうです。自分が力を制御できているか。絶えず自問する必要があると思います。
スピーチ作例
10月26日1
文字数:526文字
想定時間:1分45秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。