7月28日「世界肝炎デー」
7月28日は「世界肝炎デー」です。世界保健機関が、2010年に制定した国際デーです。B型肝炎・C型肝炎の世界的認識を高め、予防・検査・治療を促進することを目的とした国際記念日です。
2007年よりWorld Hepatitis Alliance(世界肝炎同盟)によって運営されています。2010年よりWHOの支持を得て、WHOが認定する世界啓発の日の1つとなりました。
肝炎は、身近で罹ったという人を、まだ見たことがありません。
これは本当に幸いなことで、罹っている人が多い地域に住んでいなかったからだろうなと思います。
肝炎について少し触れておきます。2016年の世界保健総会で、ウイルス性肝炎への戦略が正式に承認を得ました。2015年時点で、慢性肝炎の感染者は約3億2,500万人で、2015年中に、ウイルス性肝炎で134万人が死亡しました。
肝炎にはB型とC型があり、新たに感染が続いているのは、ほとんどがC型です。B型肝炎と異なり、性行為ではほとんど感染せず、また母子感染も少なく、針刺し事故や刺青、覚醒剤注射の回し打ちなど、血液が主な感染経路です。
WHOでは、2030年での肝炎撲滅を目指しています。
血液を通して感染する病気は、貧困と関わりが深いです。覚醒剤による感染が多いからです。
貧困への対策と、知識の啓蒙。その両輪が、こうした病気を防いでいくのだと思います。
スピーチ作例
7月28日1
文字数:604文字
想定時間:2分0秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。