11月17日「将棋の日」
11月17日は「将棋の日」です。日本将棋連盟が1975年に制定しました。
江戸時代、徳川吉宗が毎年旧暦11月17日を「御城将棋(おしろしょうぎ)、および、御城碁(おしろご)の日」として、御城将棋、御城碁を行っていたことによります。
将棋は小学校高学年の頃に、マグネット盤の将棋をよく使いました。その後、マス目の入ったそのボードを使って、様々なオリジナルのゲームを作って遊びました。
マス目があるとゲームを作りたくなるのは、人間の根源的な欲求なのかもしれません。
将棋は、最初から今の形だったわけではありません。その源流は、古代インドのチャトランガだとする説が有力です。
また、現在の形になるまで、様々な種類のものがあり、江戸時代までに考案され、現在はほとんど指されなくなった将棋を総称して「古将棋」と呼びます。
その中には、12×12マスの「中将棋」、15×15マスの「大将棋」、25×25マスの「泰将棋(たいしょうぎ)」、36×36マスで最大の「大局将棋(たいきょくしょうぎ)」などがあります。
現在の盤面と同じサイズの「小将棋」にも、「醉象(すいぞう)」というコマがあります。各古将棋は、コマの種類も多彩でした。
今の本将棋の形になるまで、様々なルールが考案されて、遊ばれてきたのが分かります。現在でも、子供向けということで、「どうぶつしょうぎ」が作られたりしています。
試行錯誤があったからこそ洗練されている。製品も、初期の段階では完璧なものではありません。将棋のように、時間をかけて磨いていく必要があると思います。
スピーチ作例
11月17日1
文字数:676文字
想定時間:2分15秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。