2月22日「日本における猫の日」
2月22日は、日本における「猫の日」です。この記念日は、1987年に猫の日実行委員会が制定しました。猫の鳴き声「にゃん・にゃん・にゃん」の語呂合わせで定められました。
猫は非常にメジャーな存在です。そのため猫の日は、各国が定めているものがあります。たとえば「世界猫の日」は8月8日です。これは、国際動物福祉基金が2002年に決めました。アメリカ合衆国では10月29日です。イギリスでは「黒猫の日」が10月27日です。ロシアでは3月1日で、イタリアでは2月17日です。
猫は街中でよく見かけて、目で追ってしまいます。駐車場などの、町で少し面積があって隠れられる場所で見つけることが多いです。悠々自適という感じで、人間をちらりと見たあと、ふてぶてしく寝直したりします。
そうした猫の姿を見ると、猫は自由だなあと思ったりします。
現在、人間と共存している猫の祖先は、ヨーロッパヤマネコの亜種リビアヤマネコとされています。この猫の祖先は、中東の砂漠などに生息していました。そして人間が農耕を始めたことにより、鼠を捕るために飼われ始めました。
同じ愛玩動物である犬が、狩猟の友として狩猟採集時代から飼育されていたのに対して、猫は少し遅いタイミングで人間社会に加わりました。
今、かわいいという理由で愛されている猫ですが、もともとは実用品だったわけです。言ってみれば、ロボット掃除機が鑑賞用になったみたいなものです。時代の変化により、人の見方は変わるのだと思います。
今使っているものも、将来は異なる用途で使われるのかもしれません。そうした可能性を考えながら、時代の先を読んでいきたいです。
スピーチ作例
2月22日1
文字数:702文字
想定時間:2分20秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。