11月29日「ダンスの日」
11月29日は「ダンスの日」です。1883年の鹿鳴館の開館日にちなんで、日本ボールルームダンス連盟が制定しました。
ダンスと言うと、私の世代は「クラブ」で、大学時代や社会人になりたての数年は通っていました。
そうした場で盛り上がるのは、みんなが知っている曲でした。DJが好きなマニアックな曲は無視される傾向が強く、サービス精神が大切なのだなと思った経験があります。
ボールルームダンスという言葉は、「舞踏室で踊るダンス」という意味です。日本で社交ダンスと呼ばれているものは、英語では一般的にボールルームダンスと呼ばれます。
ボールルームダンスの歴史は、中世期のヨーロッパにルーツがあります。各地で踊られていた民族舞踏が宮廷に取り入れられ、2つの潮流になりました。
1つは、「王候貴族が鑑賞する文化」として洗練され、「クラシック・バレエ」になりました。もう1つは、宮廷貴族の社交の場で、王自らが踊り広まった「コートダンス」(宮廷舞踏)です。これがボールルームダンスのはじまりと伝えられています。
その後、産業革命などで大衆にも支持され、現在踊られているボールルームダンスの「スタンダード種目(モダン種目ともいう)」が定着しました。
民族舞踊から始まり、宮廷を経て、大衆に戻ってきたわけです。そうした、異なる文化を経由することで、元の舞踊も形を変えたのでしょう。
異なる文化を経てきた物には、元の文化にはないよい部分がある。転職で出て行ったあとに戻ってきた人などから、そうしたよい部分を取り入れていければなと思います。
スピーチ作例
11月29日1
文字数:671文字
想定時間:2分14秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。