6月8日「大鳴門橋開通記念日」
6月8日は「大鳴門橋(おおなるときょう)開通記念日」です。1985年に大鳴門橋が開通したことを記念して制定されました。大鳴門橋は、兵庫県の南あわじ市と、徳島県の鳴門市の間にある、鳴門海峡を結ぶ吊り橋です。本州四国連絡高速道路が管理しており、本州と四国を結ぶ三つの本四架橋ルートの1つである神戸淡路鳴門自動車道として、四国地方と近畿地方の交通の要になっています。
鳴門海峡と言えば渦潮が有名です。しかし、私は鳴門海峡に行ったことがないために、実物を見たことはありません。
写真を見ると、かなり大きくて激しい渦のようなので、流れもかなり速いのだと思います。こうした場所に橋を架けるのは大変だったろうなと思います。
大鳴門橋は、幅が25メートルあり、6車線のうち中央4車線を使用しています。この橋は上下2層となっており、その下部は将来的に新幹線を通すことができる構造になっています。淡路島を経由して鉄道で本州と四国を直結する構想は、古くから存在していたそうです。しかし、大鳴門橋の下層には、いまだ鉄道が通っていません。大鳴門橋は着工後に、四国新幹線建設の見通しが不明確なことと建設費の圧縮を理由として、一度に1列車しか橋上を通過できない設計変更が1980年になされました。そのため、仮に鉄道が敷設されても大鳴門橋の区間は実質的に単線運行となります。
四国に新幹線が繋がったとして、利用者がどのぐらいいるのかは分かりません。日本が伸び盛りの、お金がある時期に橋を作ったので、いろいろと拡張できるように作ったのだと思います。
経済環境が変われば、計画も修正が必要です。今の状況を適切に判断して、既存の仕事も軌道修正が必要なのだと思います。
スピーチ作例
6月8日1
文字数:725文字
想定時間:2分25秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。