10月17日「貯蓄の日」
10月17日は「貯蓄の日」です。1952年に日本銀行が、「勤労の収穫物であるお金を、無駄遣いせずに大切にしよう」という意味を込めて制定しました。
この日は、伊勢神宮で、神嘗祭(かんなめさい)が行われます。神嘗祭は、その年に収穫された穀物でつくったお酒などを、収穫への感謝の気持ちを込めてまつる祭です。「貯蓄の日」は、この神嘗祭に由来しています。
貯蓄は、将来への備えです。特に、独立して仕事をしていると、仕事がない時に飢えをしのぐために貯蓄は必須です。
感覚的には、貯蓄額が少なくてもストレスは少ないですが、貯蓄があっても収入が減ると、ストレスは大きいです。
「貯蓄の日」の由来となった神嘗祭は、収穫の感謝を捧げる祭典です。海川山野のお供え物を取り揃え、神田で収穫された新米を玄米のまま蒸して土器に盛り、御餅をつき、白酒(しろき)黒酒(くろき)のお酒を醸してお供えします。
1年の中で、収穫を感謝するという感覚は、現代人では、だいぶ薄れてきていると思います。年に一度だけ給料日があるような感覚でしょうか。
日々の収入に感謝する。1年に一度、どこかで区切りを付けて、そのことを祝うのも、ありなのかもしれません。
スピーチ作例
10月17日1
文字数:516文字
想定時間:1分43秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。