2月13日「松本零士が亡くなった日」
2月13日は、マンガ家、松本零士(れいじ)が亡くなった日です。松本零士は『銀河鉄道999』『宇宙戦艦ヤマト』『宇宙海賊キャプテンハーロック』『男おいどん』『戦場まんがシリーズ』などで有名です。松本零士は、2023年の2月13日に亡くなりました。
松本零士の作品については、私は『銀河鉄道999』が一番印象に残っています。子供時代に『銀河鉄道999』のアニメを熱心に見ていて、主題歌をカセットテープに吹き込んで聴いたりしていました。また大きくなってからは、大学時代にマンガの全巻を買って読んだりしていました。
松本零士の作品は、殺伐とした中に一本芯が通ったところがあり、男の意地や矜持を感じました。
松本零士の経歴を見ると、そうした作風は父親の影響が非常に色濃いのだと思います。父親は一兵卒から将校に抜擢され、陸軍航空隊のパイロットをしていました。戦後は、元軍人のパイロットたちが自衛隊入りしたのに対して、「敵の戦闘機には乗れない」と拒否して赤貧の生活を送ったそうです。
松本零士の作品を見ていると、この父親が大きな影響を与えているのではないかと思わざるを得ないです。貧しくとも矜持を持ち、自身の価値観に従って生きる男たちが、松本零士の作品にはよく出てくるからです。
自分が誰から強い影響を受けたのかを考えるのは、大切なことなのかもしれません。自身を振り返る際に、そうした他者からの影響を考えると、自分が見えてくることもあると思います。
スピーチ作例
2月13日1
文字数:628文字
想定時間:2分5秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。