3月11日「パンダ発見の日」
3月11日は「パンダ発見の日」です。1869年のこの日に、フランス人宣教師のアルマン・ダヴィドが、中華人民共和国四川省西部で、地元の猟師が持っていた白黒模様のパンダの毛皮を欧米人として初めて発見したことに由来しています。
もともとパンダという名称は、現在のレッサーパンダを指していましたが、のちに発見されたジャイアントパンダの方が有名になり、パンダの名前はこちらに奪われてしまいました。
こうしたレトロニムは、いろいろとあります。たとえばカメラです。デジタルカメラが出てきたことで、もともとのカメラがフィルムカメラと呼ばれるようになりました。録音の発達によって出てきた生演奏という言葉もそうです。携帯電話の普及により、据え置き電話といった呼び方も出てきました。インスタントコーヒーや缶コーヒーに対するレギュラーコーヒーなどもそうしたものの一つです。
レトロニムを振り返ると、時代の移り変わりを感じます。そして、その反応によって世代がバレてしまいます。
ジャイアントパンダですが、毎日体重の45%ほどの食料を食べるそうです。食べるものの99%は竹や笹で、栄養効率が悪いためです。パンダは1日のうち55%を食事に費やします。
竹への依存は、パンダの減少にも繋がっています。竹は数十年に一度、一斉に開花して枯れてしまいます。人類による開発の影響で、近年生息に適した土地が減り、他の場所への移動も難しくなってきました。そのため竹の開花時期に餓死するケースがあるそうです。
何かに依存すると、その枯渇によりピンチに陥ることがあります。それは食べ物でもビジネスでも同じです。
過度の依存を避けるように、ビジネスの幅を広げていきたいものです。
スピーチ作例
3月11日1
文字数:727文字
想定時間:2分25秒
想定時間は300文字1分の概算です。実際には、挨拶や身振りなども入るでしょうから、この時間よりも長くなるでしょう。